ごあいさつ

 県公事研Webをご覧いただき、ありがとうございます。

 神奈川県公立小中学校等事務研究協議会は、神奈川県内の政令指定都市を除く公立小中学校等に勤務する学校事務職員で組織された研究団体です。

 本Webでは、本会の活動内容等を紹介しています。


 本会は「学校事務の研究活動の充実と学校事務職員の資質向上をはかり、もって神奈川県の教育の発展に寄与する」の目的のもと、研究、研修、調査、広報などの活動を通して、研究成果を学校事務の改善に生かしていくことをめざしております。  


 新型コロナウイルス感染症が5類に位置付けられ、学校現場での対応もようやく一段落したかと思います。この3年あまりの間、県公事研としては会員の学びの機会を確保するため書面やオンラインを中心に活動を続け、会員の皆様にはさまざまなご不便をおかけしたかと思いますが、各地区の支えをいただいて研修会・県公事研セミナー・学校事務実態調査など各種事業を実施することができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 学校現場では「令和の日本型学校教育」構築を目指して、学校における働き方改革の進展、GIGAスクール構想の前倒し実施、新学習指導要領施行といった大きな柱立てのもと、さまざまな取り組みが驚くほどのスピードで進んでいます。また社会情勢に目を向けると、コロナ禍をきっかけとして大きく進んだデジタルトランスフォーメーション、生成型AI技術の急激な成長など、私たち庶務事務に係るものの働き方が大きく変わるかもしれない環境変化がおきています。
 そうした中、あらためて感じるのは、私たち学校事務職員にとっての研究会の意義、自律的に資質向上の機会をもって、変化に対応することの重要性であります。今年度も県公事研では研究事業、研修会、県公事研セミナー、調査、広報を企画してまいります。各事業へ多くの方にご参加いただけるようお願いいたします。


2023(令和5)年5月

神奈川県公立小中学校等事務研究協議会 会長 渡辺 卓夫

各部の紹介 

 

総務部

1.研究大会の準備・運営

神奈川県学校事務研究大会は県公事研の中心的事業であり、その準備・運営は総務部の大きな役割となっています。円滑な大会運営を行うために作成された「大会運営マニュアル」の実践検証をこれからも進め、研究活動の充実と会員の資質向上につながる研究大会の開催に向けた企画・運営を目指し、活動していきます。なお、研究大会では「大会運営協力者」を全県から募り、運営スタッフとして、大会運営のサポートをお願いしています。

2.各種調査統計及び資料収集

調査項目を県内の各種制度の調査、各市町村の状況、地域別調査等定点観測的設問と時事的設問に区分けをし、「神奈川県学校事務等実態調査」を毎年、実施しています。調査結果の集積を行い、データベースとして、県公事研のみならず、各地区の研修・研究活動の有用な資料として活用され、会員の資質向上に役立つよう活動を進めます。

 

研究部

2018年12月、第20回神奈川県学校事務研究大会が開催され、「めざす新たな学校事務職員像」が提言されました。2019年4月、新たに研究委員会を組織し、今年開催される第21回神奈川県学校事務研究大会に向けて3年間研究を進めていきました。前回の研究を継続して取り組みつつ、日々の職務を見つめ直し、議論を重ねてきました。

今年度はコロナ禍ということもあり、オンラインでの開催となりましたが、研究発表を通して皆様と学校事務についてより深く考えていけたらと思います。発表に向けて精いっぱい頑張りますので、応援よろしくお願いします!

 

研修部

研修部は、県公事研主催の各研修会の企画・運営を行っています。

「県公事研の体系的研修制度」最終報告を基に、会員のモチベーションを維持し、一人ひとりのレベルアップにつながる研修会を目指すため、部員の企画力と実行力を結集して、初任者研修会、課題別研修会を実施しています。

 

広報部

広報部は、県公事研の活動や、県公事研主催の研修会・研究大会、各地区の活動などを広報紙「KenKouJiニュース」や「KKJweb」を通して正確に、タイムリーにお伝えしています。みなさんが読みやすく、わかりやすく、会員のこれからのレベルアップのために取り組んでいきます